子供が発熱してから4日目。風邪症状がなく熱だけ高いことや、「首が痛い!」と言う症状に心配になり、自宅近くの病院で血液検査をしてもらったところ、即入院になってしまいました。
入院先の病院で、あらためて診察してもらったところ、リンパ節炎、もしくは川崎病の疑いもあるとの事で、この日から娘と二人の入院生活が始まりました。
入院するまでの、自宅での病状の経過は、こちらの記事にまとめています。
子供の熱が下がらない!川崎病かリンパ節炎か?
入院1日目 発熱4日目
この日の午前中、自宅近くの総合病院で血液検査をした結果、即入院となり、自宅から車で20分ほどのところにある、小児病棟のある病院へ入院することになりました。
そこで、リンパ節炎かもしくは川崎病ではないか?という事で診断されたのですが、初日はまだ診断がつかず、経過観察となりました。
というのも、初日の状態では、川崎病の特長がはっきりと出ていなかったんです。
【川崎病の主な症状】
- 熱が5日以上続く
- 手のひらや足の裏が赤くなる
- 目の充血
- 唇や舌が赤くなる
- 身体の発疹
- リンパ節の炎症
娘の場合は、まだ発熱が4日目、リンパ節は腫れてるけど、他の症状は全くなし。
不完全型の川崎病というのも最近は多いのだそうですが、この時点では断定はできないとの事でした。
まずは1日3回、点滴での抗生物質投与で、熱が下がるかどうか?を確認してみることになりました。
なぜなら、川崎病は普通の抗生物質が効かないので、これで熱が下がれば、川崎病ではなくてただのリンパ節炎の診断。逆にさがらなければ、川崎病であることが分かるそうです。
主治医の先生の診察が終わったあとは、検査の為に、娘だけ診察室に残り、心臓とリンパ節の腫れの状態の検査と、こちらの病院でもう一度、血液検査をすることに。
もちろん娘は、一人残されて、かなりの泣きようでしたが、、
私も辛かったですが、心の中で頑張って!と祈ってました。
検査は約5分ぐらいで終了し、検査と熱でぐったりしている娘を、抱っこし小児病棟へ移動。
小児病棟の看護師さんより入院の説明を受けました。
実は、娘はこれで人生2回目の入院。
前回はまだ赤ちゃんの時で、私が完全看護で付き添っていたので、正直、今回入院が決定したけれど、私自身動揺せずに対応できました。
病室に落ちついた時には、すでに夕方4時を過ぎていました。
私も娘もお昼ご飯も食べずに、今日は過ごしてます。
この日名古屋に日帰り出張だった夫に、入院先の詳細を伝えて、荷物は夜までに届けてもらうことにしました。
お昼から何も食べずにここまで来た娘。
病院の夕飯には、笑顔が戻り「美味しい!」と嬉しそう!
とりあえず食欲があって一安心です。
うちでは、ここ数日体調の悪い娘にうどんやそうめん、おじやしか出してなかったんですが。
病院でのごはんは、おかずが飲み込みやすい形に刻んであり、ハンバーグやウインナーも久しぶりに食べました!(食事の出し方はとっても参考になりました!)
この日、今考えると比較的元気だった娘。
仕事終わりには、パパが駆けつけてくれて、荷物を持ってきてくれて、嬉しそうでした。
熱は全然下がる様子もなく高いけど、夜10時までパパとおしゃべりして、この日は就寝。
長い長い一日でした。
パパが持って来てくれたおもちゃやDVDです。
入院中は、点滴や首が痛くて動けなかったので、DVDが大活躍でした!
入院2日目 発熱5日目
昨日の先生の診察どおり、経過観察のため、抗生物質を1日3回点滴で様子見していたけど、この日もお熱が下がる様子はぜんぜんありません。
昼間は熱が38度台で下がらず、夜には40度にまで上がってしまいました。
首のリンパ節の腫れもひどくなってきたのか、首の痛みが増してきたみたいで、「痛いよー!」とうったえて、泣くことが増え始めました、、
看護師さんには、冷やす為に保冷剤を持って来てもらい、とりあえず対処療法として、腫れてる首の部分を冷やします。
リンパ節の腫れが原因で、首をまっすぐにする事ができずに、首を横に傾けたままで、トイレに行ったり、DVDを見たりという状態。
しかも首の痛みで、疲れても横になる事ができず、寝たくても寝れないから、機嫌も悪い。
まだおしゃべりできなかった赤ちゃんの時みたいに、とにかく身体が辛いのか泣き続ける娘。
可哀想すぎて、娘と一緒に涙してしまいました。
「もうすぐ良くなるよ!頑張ろうね!」
まだ4歳の娘に、どのくらいこの言葉を理解できるかは分からないけど、とにかく励ましてあげたい一心でした。
この日は、熱と痛みを抑えるために、座薬をもらいました。
ちなみに、こんな時でも、座薬を入れる看護師さんが男性な事が嫌だったらしく、ますます不機嫌に。
点滴でトイレに頻繁に行きたくなるのに、首が痛くてトイレに起き上がることが大変だったので、オムツを着用させました。
トイレトレーニングも終わって、せっかくパンツ生活も順調に進んでいたので、またオムツを着けるのが嫌だったらしく、泣いて抵抗!
とにかく、辛いのか泣く事が多い一日でした。
そんな、娘の様子を見兼ねた看護師さんからサプライズプレゼント!
大好きなプリキュアのキャラを点滴の包帯に、貼ってもらいました!(ステキ♡)
看護師さんの優しさに感謝です!点滴頑張ろうね!
入院3日目 発熱6日目
昨日の夜は、首の腫れが酷く、痛がって寝返りもできないので、何度も起きてしまいました。
寝不足のせいで朝ごはんの時間もぐったり。
初日は嬉しそうにしていたご飯も、スープやヨーグルトなどの喉越しの良いものしか、嫌がって食べれなくなり、、
ご飯の粒が喉につかえるのか、飲み込むごとにむせてしまいました。
(看護師さんに、食事を相談し、この日からご飯じゃなくて、食べやすい麺類に交換してもらうことに。)
入院3日目。なかなか下がらない熱と、痛みで熟睡できないせいで、体力も無くなってきたのか、朝ごはんの後には、私にもたれながら、寝てしまいました。
この日の午後は、痛みがマックスだったのか?もしくは眠さのせいか、ほぼ泣いて過ごしました。
疲れて夕飯のあと、夕方6時半に私にもたれながら就寝。
少し動かすと首を痛がり起きてしまうので、私も、体勢が辛くてもガマンガマンです!
夜中にまた熱が40度で、首を痛がり起きてしまったので、夜中に看護師さんに、また座薬を入れてもらいました。
その後は、痛みがおさまったのか、比較的ぐっすり寝てくれました。
川崎病と診断!ついに治療開始
入院4日目 発熱7日目
この日の朝のお熱、39.2度。
朝起きた時から、首が痛くて泣いている、、
予定通り抗生物質を1日3回投与してみたけど、3日たっても熱が下がる気配は全くなく、、
この日は、朝からまた血液検査と心臓のエコーの検査をしました。
そして、主治医の先生から、少しだけだけど、目と唇、手のひらの赤みが増してる点と、発熱も5日目、首の腫れが引かないという事で、川崎病と診断されました。
ついに川崎病と診断されてしまったのですが。この後の経過は、長くなってしまったので、別の記事にまとめています。
良かったらご覧ください。
4歳の娘が川崎病と診断。治療開始から回復までの経過のまとめ – Mother Days Magazine