毎日育児に追われていると、ついイライラして子供に言ってはいけないと思いつつ
「ダメ!」
「やめて!」
なんて言葉を浴びせてしまう事、ありますよね?
毎日冷静でいられたらいいんだけれど、ママだって人間。
イライラしてしまうことだってあるんだよ。(グスン)
家には現在3歳の娘がいます。
我が家は共働きなので、平日昼間は保育園に行っていますが、イヤイヤ期が結構酷くて、朝の時間やお迎えは、苦労しました。
今は3歳になり、少しは落ちついてはきましたが、2歳半くらいから、口が達者になってきて、語彙も増え、自我も芽生え、さらには知恵もついてきて、こっちが「こうしてほしい!」と思っても、赤ちゃんの時の様に、簡単には受け入れてくれなくなりました。
そんな時、思わず乱暴な言葉を発してしまうこともあるんですが、、。
ちょうどお迎えに行っているときに、保育園の先生が使っている言葉を聞いて、「さすがプロ!」と思うことが、結構ありました。
今回は私が保育園で聞いて「これ良いな!自宅でも使いたい!」って思った言葉をご紹介したいと思います!
子育て中のみなさまの参考になりましたら、幸いです♪
イヤイヤ期対応でイライラママへ。おすすめ保育園先生の神がかっている言葉集
その1.「お手伝いしてくれるかっこいい人いますか~?」
娘を迎えに行ったある日の事。
夕方6時近くだったけれど、まだ娘と同じクラスの子が5・6人残っていて、元気に遊んでいました。
そんな中、先生はクラス担任の先生一人と補助の先生一人で、とっても元気な子供たちを見ていて、ある子はトイレに行ったり、ある子はお絵かきしたり、二人の先生では、お片づけもままならない様子で、結構大変そうな状況でした。
そんな中、担任の女性の先生が一言。
「ねぇ、ねぇ!お手伝いしてくれるかっこいいお友達いますかー?」
と子供たちに声をかけたのです。
それに2・3人の男の子が瞬時に反応!
「ぼくやるよ!」
「ぼくも!」
と、先生のお手伝いを始めたのです。
自宅だったら、きっと甘えもあってなかなか、こんな風にはいかないかもしれないけれど、「かっこいい人」っていう言葉に嫌な気持ちになる子供は、きっといないでしょうね。
自宅では、「一緒にお片づけしようか♩」くらいの声がけが、精一杯だった私には、「かっこいい」という言葉が魔法の様に感じました。
かっこいいの一言で、みんな率先して、先生のお手伝いを始めて、さすが先生だな〜と感心させられた出来事でした。
その2.「そのヘルメットかっこいいよ!」
またまた、かっこいいネタです。
これは我が家の娘が言われた言葉なんですが。
ある日のお迎えの時の出来事。
自転車で送り迎えしているので、帰りにヘルメットを娘にかぶらせ様とした時のこと。
いつもは、そんなに嫌がらない娘が、その日はなぜか、すごくヘルメットを拒否して、「かぶらなーい!!」と保育園の外で、泣きわめいていました。
かぶらせないで帰ることも、もちろんできるんですが、それをやってしまうと
「かぶらなくたって良いんだ!」
という、前列がてきちゃうので、意地でも被らせよう!と私も必死に、娘を説得していました。
私も仕事帰りだし、夕飯の支度もあるし、「早く家に帰りたいよー!」と心の中で叫んでいたんですが、なかなか被ってくれない娘。
「落ちたら頭痛いよ。」
「病院に行かなくちゃいけない。」
「頭の手術になるよ!」
とか、マイナス思考たっぷりの言葉で脅しまくりました(笑)
でも、一向にかぶる気配なし、、。
もう、お手上げか?と思っていたところに、同じタイミングで、自転車で帰る先生が、保育園の門から出てき、そんな私と娘のやり取りをみていたのか、「○○ちゃんどうしたの〜?」と声をかけてくれました。
私 「(ゲンナリしながら)ヘルメット被りたくないみたいで、、。」
と伝えると
先生 「○○ちゃん、ヘルメット被るとかっこいいよ!!」
とスゴイ爽やかに娘に言ったんです。
みなさん、お察しのとおりでございます。
娘は、泣き止み普通にヘルメットをかぶって、何事も無かったかのように、自宅へ帰りました。
あー。あたしって。あんなに子供脅して。
大人気ない、、。
と帰り道一人反省した訳です。
先生、ありがとう!
その3.起きよー♩かわいいかわいい○○ちゃん
とある日の休日。
娘が歌いだしたんです。
「起きよ~。起きよ~。かわいいかわいい○○ちゃん♪」
何の歌?と聞くと、保育園でお昼寝が終わるときに、先生がうたう歌らしいんです。
うちの娘は私に似て、起きるのが苦手で、機嫌が悪い時も多いんです。
「時間だよー。」
「起きよー。」
とか、ただ言うより、「かわいい」っていう言葉をつけるだけで、子供もきっと素直に起きちゃうと想像できました!
さすが保育園の先生!とこれまた感心しました。
その4.(絵本を持って)チャンネル回してグルグル~。(本の向き)合ってる?
自宅で娘と遊んでるときに、ちょいちょい保育園での先生の様子を真似ることがある娘。
ある日、一緒に遊んでいたら、絵本を持ってきて、
「チャンネル回してグルグルグルグル~♪」
と歌いだしたんです。
何かな?と見ていると、回していた本をストップして、表紙の上下の向きが合ってる?と聞いてきました。
本は、斜めの状態だったので、私は
「合ってないよ。」
と答えると、またまた絵本をグルグル回して~♪と歌いだしました。
娘に、それなーに?と聞いてみると、先生のマネとのこと。
でました!保育園マジック!
子供全員を集中させるのって、おそらくほとんど無理に近いはず。
「はい!見てー!」って言っても、たぶん集中することはないでしょう。
でも、絵本をグルグル回すっていう、普通はあり得ない状態に、「え?」って誰しもがなるはずですよね。
実際に、自宅で娘が絵本を回し始めて、私も「どうした?」とまんまと興味をそそられましたし(笑)
これは、自宅で何かに集中させたい時、使えそうだな!と思いました。
イヤイヤ期対応におすすめ先生の言葉集:まとめ
娘を保育園に預けて3年。知らないうちにどんどん成長して、いろんなことを吸収してきて、驚かされる毎日です。
そんな中、保育園での出来事をちらほらと自宅でも、再現してくれるようになり、保育園の先生の、プロフェッショナルな部分を、垣間見ることもできるし、あたたかく見守ってくれてる様子も、伺えます。
特に、今回私が「神がかっている!」と感じた、保育園の先生の言葉は、育児が初めての私には、本当に勉強になることが多いんです。
私なりに保育園でやってる声がけのポイントを整理してみて、下の2つがポイントかな?と思います。
「負のシュチュエーションに必ずポジティブな言葉を入れる!」
「子供の注意を引く様な間を入れる。」
(絵本を回すとか、間を入れて何かお願いする前に、しっかりと注意を引きつける。)
イライラいしやすいシチュエーションの時にこそ、「かわいい」「かっこいい」で子供のやる気スイッチを押してあげられる親になりたいたと、感じる毎日です。
どうしたら、子供がちゃんと話聞いてくれるかなー?なんて悩んでるパパママさん、良かったら参考にしてみて下さいね。
最後までお読み頂きありがとうございました!