4歳の娘が突然の発熱!
3歳すぎた頃から、体力も付いてきて、体調を崩すことがほとんどなくなっていたので、半年ぶりの高熱に、私がかなり動揺してしまったのですが。
このお熱が、実は川崎病によるものと診断されるまで、約1週間を要しました!!
それまでの娘の病状と、川崎病で入院した時の経過をまとめましたので、参考になさってください。
子供風邪症状がないのに突然の発熱。その原因とは?
発熱1日目 :腹痛と久しぶりの高熱
ある日の夕方。
娘は保育園に通っているのですが、保育園から帰ると腹痛を訴えて、自分からソファーに横になりました。
数日前にお腹を下し、その後は便秘気味だった娘。
またお腹の調子が悪いのかな?と思ったけど、念のためお熱を測ってみたら、なんと40度!!
年少さんになり、全く熱を出さなくなっていたので、久しぶりの高熱にかなり動揺してしまった私!
慌てて冷えピタを貼り、冷たい枕を用意してあげて、ソファーで横になってるように伝えました。
その後、夫も帰宅して、夜間救急に連れて行こうかどうか迷ったけど、あまりにもダルそうで動きたくないらしく、泣いて病院を拒絶!
しかも、最近熱を出して無かったから、自宅に解熱剤の用意がなくて、これまた焦る!
仕方なくこの日は、自宅で様子を見る事にして、安静にさせていたら、しばらくして、腹痛が落ちついたのか、自分からうどんが食べたいと言うまでに回復。
冷やしたおかげで、熱も数時間で38度台まで下がり一安心。
この日は、とりあえずそのまま就寝。
発熱2日目 :またまた夕方から高熱が!
次の日の午前中、私は仕事へ。夫と交代で休む事に。
午前中は、お熱は37度台前半でいつもよりは高いけど、普通に元気だったらしい。(夫いわく)
3人でお昼ご飯を食べた後、夫は仕事へ。
午後からは子供と私2人で過ごしたけど、特に体調が悪そうな様子はなくて、安心していた。だけど、、夕方になりお熱を計ってみたら、また高熱の39度!
お熱もあるけど、さらには「首が痛い!」と言うように。
首ってどうゆうこと?と思ったけど、夫に相談したら、一日中ソファーに寝ていたからでは?と言うけど、痛がり方がなんか普通じゃなくて。
起き上がるのも痛くて辛そう、さらに抱っこも痛い!と言ってさせてくれず、、という感じ。
この時、めちゃくちゃネット検索してみて、もしかしておたふく風邪?と思い、おたふく風邪の画像と見比べてみたけど、痛がってる割には、あんまり腫れてない。
そんなこんなしてるうちに、また夜になってしまい、夜間救急に無理矢理連れて行こうとしたけど、病院を激しく嫌がって、連れてくのを断念、、
この日も、とりあえず寝せて様子をみることに。
発熱3日目:おたふく風邪?高熱と首の痛みの関係は?
昨夜は熱が下がる事なく、朝も38度台後半で、高めのお熱。
私は休みを取り、この日は病院へ連れて行くことにしました。
体調悪いし、嫌がって泣く子供を、なだめて無理矢理病院に連れて行く。
いつも行ってる近所のお医者さんではなく、首を痛がってるため、少し離れた総合病院へ。
保育園では溶連菌が流行っているため、溶連菌とインフルの検査をしてもらいました。
しばらくして検査結果がでたけど、予想外にもどちらも陰性、、。
首の腫れについて先生に相談した所、首の腫れは気になるけど、少ししか腫れてないから、おたふく風邪とは断定できない、との事。
おたふく風邪の場合は、耳の後ろ辺りから、すっごく腫れるらしい。
血液検査をすれば、おたふく風邪なのか?もしくは他の病気なのか?がはっきりするけど。
先生から、本人は今日溶連菌とインフルエンザの検査を頑張ってやったので、抗生物質を飲んで様子を見てみましょう、という提案が。
という事で、抗生物質と解熱剤をもらって、この日は帰宅する事に。
抗生物質を飲んで、それでも熱が下がらない場合は、明日血液検査をすることになった。
帰宅後はとにかく、お熱で体調が悪いのと首が痛いので、娘の機嫌が悪い!
とにかく良くなってもらいたい一心で、抗生物質を飲ませたけど、嫌がって飲ませるのが大変だった、、
さらには、この日は首が痛くて、帰ってきてから、泣き続けてたので、解熱剤(鎮痛効果もあるので)飲ませた様子を見てみる事にしました。
でも、この日は、首が痛くて横になるのを怖がって、座ってお昼寝。さらには、夜も横になれず座って就寝!
発熱4日目:高熱が続き抗生物質が効かない
昨日抗生物質を飲んだけど、やっぱり熱下がらず。そして、鎮痛剤もきれて、少しマシになってた首をまた痛がり始める。
お熱が下がらなかったのでこの日も、病院へ。
予定通り、血液検査をしてもらいました。
結果は。
おたふく風邪じゃなくて、なんか違う病気ではないか?という診断。
首の腫れからして、もしかしたらリンパ節の炎症?かもしれない、と。
血液検査では、何かの細菌に感染してるのか?炎症を示す数値が高く、白血球もすごく多い!との事。
この状態では、もう飲み薬の抗生物質で抑えられる炎症の値でない事が判明!
即入院をすすめられて、小児病棟のある近くの病院を紹介された。
病院の受け入れ確認をしてもらってる間に、娘は何か察したのか?もう4歳だから、私と先生の会話で、何を言われているのか、察しがついているようで
「これからどこに行くの?」
と言う問いかけに、可哀想過ぎて言葉がでない、、。
頑張って、「今日はママとお泊りしに行くよ。」とだけ伝えた。
入院受け入れ先の病院へ
そのまま行って下さいと言われたので、乗ってきた自転車を病院の駐輪場へ置き去りにし、そのまま、あわてて娘を抱っこし、タクシーに乗り込み、車で20分の所にある別の総合病院へ、紹介状を持って行った。
受付を済ませて、普通の外来の小児科の隣にある、別な部屋に呼ばれ、診察される。
これまでの経過をあれやこれや話して、先生からは、ただのリンパ節炎か、もしくは川崎病が考えられる、と言われる。
川崎病??まさか??
実は以前赤ちゃんのときに熱で入院した際、川崎病の子もいて、すごいだるそうにしていたのは、目にしていたので、なんとなくどんな病気なのかは知っていた。
でも、まさか我が娘がなるなんて。
とにかく、もう自宅には戻れなくて、そのまま入院。
夫に入院決定したとラインし、病室へ。
ちなみに小児病棟は、施錠されていて勝手な出入りはできないし、感染症の心配もあるため15歳以下は入れない。基本付き添いが必要で、親または親族での付き添いがいる。
初日は検査の内容は
- 採血
- 尿検査
- 心臓のエコー
- 胸のレントゲン
まだ川崎病と確定できる要素がほとんど出揃ってないので、また確定はできないため、一日3回の抗生物質の点滴で熱が下がるか、様子を見ることになった。
川崎病の症状は?
川崎病のおもな症状です。
- 高熱が5日目以上続く
- 目の充血
- 下に赤いつぶつぶができる
- 唇が赤くなる
- 手の平、足の裏が赤くなる
- 身体に湿疹がでる
- リンパ節の腫れ
川崎病と言うと、なんかすごく難しい病気に聞こえますが、どうゆう病気か?というと全身の血管の炎症の病気で、血管が炎症するため、皮膚の薄い部分が、赤くなって見えるそうです。
上の症状のうち5個に当てはまれば、川崎病と診断されるそうです。
娘の入院時の症状は?
入院が決定した時点で当てはまった症状
- 高熱が続く
- 首のリンパ節の腫れ
入院の段階では、2症状だけ当てはまりました。ただこの時点では、まだ発熱が4日目であることや、川崎病の特徴である、手や口の赤み
目の充血もなく、川崎病疑いでの入院となりました。
川崎病の原因は?
夏と冬に発生が多く、地域流行性があることから何らかの病原体との関連が示唆されていいます。又、特定の腸内細菌との関連や遺伝的素因の関与も明らかにされていますが、現時点では発症の原因は不明です。又、冠動脈を中心に合併症が起こる機序も解明されていません。
難病情報センター – Japan Intractable Diseases Information Center
出典元「難病情報センターホームページ(2018年3月現在)から引用」
まとめ
まさか川崎病疑い!でも、この時点ではただのリンパ節炎であることを願いつつ、抗生物質の効果が出ることを祈り、私と娘の入院生活がスタートしました。
入院生活については、こちらの記事からどうぞ
子供の熱が下がらない!入院し川崎病と診断されるまで経過のまとめ – Mother Days Magazine