人生初!MRI検査をやることに
MRIの検査を受けるに至るまでの経緯
今ちょうど40歳になったんですが、ちょっとした物忘れがひどくなりました。
夫に、マヨネーズ取って、と言われ冷蔵庫を開けてるにもかかわらず、何を取りに来たのか忘れたり。
10人程度の規模の会社で働いているんですが、毎日会話している営業の人の名前が出てこなかったり。
など。
結婚し、3歳の子供もいるのですが、仕事や育児・家事で忙しい毎日。
疲れてるのかな?とも思ったのですが、実家も脳梗塞の家系だし、もし何かしらの病気だったら、仕事や家庭に支障をきたしそうだな、と感じたので、気楽に「物忘れ外来」を受診してみました。
その時の記事がこちらです。良かった見てくださいね。
物忘れ外来で、始めに先生の診察を受け、特に心配ないレベルの物忘れ、という事だったんですが。
念のため脳のMRIをとりましょう、ということになり、人生初の MRI検査を受けることになりました。
「物忘れ外来」のMRI費用について
実は、健康診断で受けると、2・3万はするであろうMRIが、「物忘れ外来」で診察しているので、3割負担で受けられるそうです。
費用にして7,000円くらい、とのこと。
これは是非やった方が良いな!と気楽な気持ちでお願いしました。
MRIを受ける前の問診
MRIを受けるにあたり、予め問診表の質問に答えました。
10個ぐらい項目があり、その中に、閉所恐怖症ですか?という質問が。
私はその時点で、「なぜこんな質問があるのだろう?」と若干疑問に感じつつ、自分は全く閉所に恐怖を感じたことなどない!と自身があったので、自身を持って「いいえ」にチェック。
この時まで、逆に自分は狭いとこの方が好き、とまで思っていました。
でも、それはものの数分後に、覆されてしまうのです。
MRIの検査室へ
無事に問診がおわり、MRIの検査室へ。
中には、テレビでよく見るあの装置が、私の目の前に!
なんかすっごい機械機械してるんだなーと、思いつつ、初めての事に少しドキドキ。
実は、CTは20年前にやったことがあって、私の中では、そのイメージが強く、自分は大丈夫と、自身がありました。
なので、やるまで全然平気だったんです。
MRIに対しても、CTと同じと思っていたので、何にも恐怖とかありませんでした。
検査の人の指示に従い、実際に MRIの診察台に横になります。
寝たあと、ヘッドフォンを装着し、何かあったときに知らせるブザーも渡されました。
そして、「じゃあつけますね。」の言葉で、ベッドセットを頭につけられ、頭を固定されました。
この時点で、眼は閉じていました。
20分ぐらいの検査だし、このまま寝てしまおうか、と思っていました。
検査の方に、「それでは中に入りますねー」といわれ、いよいよ実際にMRIの機械の中へ。
思ったより、すごい勢いで押されて、ぐいーん、と機械の中に入った感覚がありました。
でも、まだ目は閉じていました。
検査が始まって5分くらいたったころ。
気持ちの余裕からか、MRIの機械の中ってどうなってるのかな?とふと思ってしまったんです!
今思えば、これが全ての間違いの始まりでした、、。
中がどうなっているのかどうしても気になってしまった私は、興味本位で閉じていた目を開けてしまったのです!
うわー!!狭い!!!!!
目の前に、なんか物体がある!
目の前、2センチくらいのところに、ぼんやりと白い物体が見えてしまったのです!
怖くて、急いで目を閉じました!
うわ!なんか、やばーい!!
なんだか急に、ドキドキしてきてしまって。
いくら眼を閉じても、目の前の物体の事が、脳裏をよぎり、怖さを払拭できません!!
やばい!めちゃくちゃこわーい!
目をつぶっても、自分がものすっごい、狭い空間にいる恐怖が、どんどん襲ってきて、怖くて怖くて、逃げたくて仕方ない気持ちに。
目をつぶり続けたけど、
恐怖が続く。
頭を動かしたいけど、固定されてて、
それすら恐怖に感じてくる。
うー、苦しい!怖い!
こんなん20分も絶えられない!!
ダメだ!!
ドキドキが止まらない!
迷ったけれど、
怖さに耐えきれず
ブザーを押す。
検査の人の「どうしました?」の声がヘッドフォンから聞こえてくる。
私「すいません、なんか怖いです、、。」
検査の人「分かりました。」
検査の人が来て、装置からだされる。
私「すいません、、。」
検査の人「大丈夫ですか?これが閉所恐怖症の典型的な特徴ですから。」
私「えー!!」
驚きました。
まさか自分が閉所恐怖症??
あんなに狭い場所が好きで、押入れに入って遊んだりしていた私が、閉所恐怖症?!
寝耳に水とは、まさにこのこと。
結局、診察は中断。
MRIからでたあとも、身体の緊張から硬直がとれず、手が震えている状態。
このままでは、またMRIに入ることは難しいので、また別の日に、今度はCTを取ってもらうことになりました。
ネットで閉所恐怖症について調べてみる
帰り道、早速ネットで、閉所恐怖症について、あれこれ検索してみると。
なんと、私がこれまで経験して、なんかこれ怖いと感じたものが、閉所恐怖症の人が怖いものとして載っていました。
それが、ディズニーシーにある海底2万マイル。
あれ、雰囲気が怖かったり、海底に沈む感じが怖いと思っていたのですが、閉所恐怖症関係しているとは、、。
納得しました。
それからの私は。
MRI検査を受けてからというもの。
これまで何とも思わなかった
美容室で頭を洗ってもらうときのタオルが、 少し怖かったり。
エステでフェイシャルマスクをしてもらうときに、顔面に載せられたマスクに恐怖を感じたり。
これまでなんとも思わなかったことに、恐怖を感じる様になってしまったのです。
何でしょうか?この症状、、。
自分の閉所恐怖症に気づいてしまったからでしょうか?
できれば、この症状を改善したいと思う毎日です。
まとめ
いかがでしたか?
人生自分が知らないことで、何かを刺激されて、本当の自分に気づくこともあるともいますが、それが私の場合、閉所恐怖症でした。
あれから、日にちがたち、少しずつ恐怖も和らいできていますが、初めてMRIを受ける方、なるべくなら目を閉じるか、アイマスクしてもらうと安心して20分という検査時間を過ごすことが出来ると思います。
初めてMRI受けられる方は、ご参考になさってくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。